ノースリーブのすすめ
いよいよ夏本番。
梅雨も明け、夏本番。
日本の夏は暑い、湿気も多い。
TシャツにGパンの軽装でも暑いのに、いわんやロリィタをや。
ロリィタさんの中には「冬眠」ならぬ「夏眠」する方も多いのです。
しかし、夏だからこそできるコーディネートもあります。
例えば「真っ白なワンピース」
白なら少し汚れても気にしない、色落ちを気にせず洗濯できるから。
夏なら乾くのだって早い。
それから、「禁断のノースリーブ」
今ならあまり「そんなこと」気にしている人は少ないかもしれないが、
私たちの周りでは15年前までは「ロリィタで肌を出す」ことはご法度とされていた。
純粋無垢で穢れのない乙女たるもの、どんなに暑い日でも肌を人様の目に触れさせることは許されないのであった。。。
(自分の信念の中で日焼けもNGだったので、日傘も必須。荷物がすごく多かった。)
しかし、ある事を期に
私に「ノースリーブが解禁」されてしまう。
映画「下妻物語」で、本来はブラウスやカットソーと合わせるジャンパースカートをサンドレスとしてスタイリングされている様子を見てしまったのである。
ノースリーブワンピースならまだしも、ジャンパースカート!?!?
と、私たちは椅子から転げ落ちるような衝撃を受けてしまった。
「FRiLL Vol.1」より。
映画館にも足を運んだが、その後「下妻物語」をVHSレンタルし、何度もコーディネートを観察した。
舞台は茨城県下妻市。(ロリィタは都会にしかお店がないし、主人公桃子はロココなヴェルサイユが舞台でないと嫌!という信念)
そして季節は夏。(冒頭にも書いたようにロリィタで夏は困難)
「下妻物語」は、その2つの「非ロリィタ的要素」で以て「ロリィタ映画」としたわけなので、本当に革命であった。
(写真集「深田恭子in下妻物語」より)
裸エプロンのように見えるが下に白のハイウエストジャンパースカートをコーディネートしている。
当時の私は「あんな破廉恥な恰好いたしませんわ」とばかりに反発していたのだが(反発しながら見る)、
「家の中だけなら良いのでは」「暑くても着たい」という誘惑(?)から一度家の中でbaby,the stars shine brigtのからみベビードールジャンパースカートを1枚で着てみた。
「・・・涼しい」
鏡を見るとやはりジャンパースカートなので背中や脇の空き具合が気になったので、可愛いノースリーブのインナーを合わせたり、かぎあみのボレロを上に羽織ったりした。
2004年頃は赤文字系雑誌最盛期で、「お姉系」(オネエとは違うよ!)ブームであった。キャミワンピやキャミソールにデニムのミニスカ、その上にレースのボレロ、ミュールというフェミニンな恰好が流行っていたのを取り入れて真似してみた。
ちなみに、ジャンパースカートにあわせるレースのボレロはトレンドファッションを扱うビルの中で買った。
それが結構役立って、Emily Temple Cuteのキャミソールの上によくあわせたりした。ボトムスはレース付きのデニムのミニスカート。
そのコーディネートだとギャルの子とも気兼ねなく遊べた。
涼し気に見えるからか「そっちのほうが良いよ」と言われて、夏の装いが更に好きになった。
思い起こせば、ノースリーブはダメと決めつけていたのは自分自身であった。
肌が汚いだとか、地黒なのでこれ以上日焼けしたくないという自分が生んだ「ロリィタはこうあるべき」論が自身を苦しめていたのだろう。
革命を起こしませう
今は透け感のある素材もあるし、年々暑くなる中で無理して夏にロリィタを着る必要はないのだが、皆様、今年は「ノースリーブ」に挑戦しみてはどうだろうか。
ノースリーブ恥ずかしい!という方にはフレンチスリーブから挑戦してみて欲しい。
襟周りが開いているだけで体感温度もぐっと変わる。
Emily Temple Cuteのワンピース。
MILKのレースのボレロと合わせてみました。
こちらのボレロ、2色入荷していますがカジュアルコーデとも合わせやすいのでおすすめです。
キャミソールはこちらのセットの中にあります。
お得な4点セットです。
他にも夏素材のワンピースやノースリーブワンピースとしても着られるジャンパースカートを取り扱っているので見てみてください。
もし、「これは1枚でも大丈夫?」と思ったら後ろの画像を見て、背中の空き具合を確認してみてください。
当店では後ろ画像も載せています。
マネキンの背中の真ん中しか身頃がないものは「ブラウスが必要」と思っていただければ。
こちらはギリギリOK。商品名はワンピースなので1枚で着る想定ですが、薄手であればカットソーなど合わせても窮屈ではないかと思います。
素材も薄いシフォンです。
他にもh.NAOTOのゴシックなサマードレスやROSA BIANCAの夏の定番アフターヌーンドレスも取り扱っています。
ショップは こちら
当店は
体系も肌の色も気にせず、
好きな格好をして過ごす夏を
全力で応援します。
コーディネートで分からないことがあれば「CONTACT」より相談してください。
コメント
コメントを投稿